くまのプーさん、イギリス生まれなのをご存知でしょうか?
『くまのプーさん』は作者のA.A.ミルンが、息子クリストファーを主人公とし、息子の愛するテディベアとその仲間たちを描いた児童小説が原作となっています。
そしてその物語の舞台である100エーカ-の森、モデルとなっているのが、イギリスにあるアッシュダウンの森なんです。
A.A.ミルンとクリストファーが実際に住んでいたことでも有名です!
くまのプーさんの世界を楽しめる人気の観光地の、見どころや回り方をご紹介いたします!
アッシュダウンの森とは?
100エイカーのモデルの地であるアッシュダウンの森ですが、実際にはなんと6500エーカーもある、とても広大な森です。
ロンドンの中心地から車で南に1時間半ほどの場所にある、ハートフィールド地区に位置しています。
作者のA.A.ミルンとクリストファーが実際に暮らしていたこの森、物語の世界に浸れるようなスポットがいくつもあります。
また、映画『プーと大人になった僕』では、実際の撮影地としても使われています。
大人になったクリストファーロビンのお話。プーさんの言葉が胸に刺さる、最高の映画です。
アッシュダウンの森に行く前に、ぜひ見てみてください。
おすすめの見どころ4選!
100エーカ-という広大な敷地の中、プーさん関連のスポットが点々とありますので、おすすめスポットを4つご紹介します!
それぞれの場所は意外と離れていますので、車かバスでの移動がおすすめです。
Pooh Corner
プーさんテーマのカフェ、Pooh Corner!
プーさんの世界を味わえる、最高にかわいいカフェです。
店内ではランチやお茶ができ、さらにはおみやげコーナーや展示コーナーも併設されています。
食器がみんなプーさんのデザインでかわいかったです。特にティーポットがプーさん全開でたまりません。
ランチにベイクドポテトをいただきましたが、チーズたっぷりでとってもおいしかったです。
おみやげコーナーにはぬいぐるみやポストカードなど、プーさんグッズが豊富にありました。
人気で時間帯によっては混んでいますが、席数も多いので比較的すぐに案内してもらえます。
事前に公式サイトから予約することもできます。
(公式サイトかわいいです)
プーの棒投げ橋
森の中には、原作や映画にも登場する、あの「棒投げ橋」があります!
プーさんのカフェから車で約5分のところに駐車場があり、そこから森の中のハイキングコースを20分ほど歩いたところで見つけられます。
「棒投げゲーム」は、橋から枝を落っことして、一番早く橋の反対側に枝がたどり着いた人が勝ちという遊びです。
こんな感じの、プーさんの世界の優しい遊びです。
棒を持ってきて、棒投げゲームを楽しむ人たちがたくさんいました。
ちなみに橋のところに、「生えている枝を折らずに、落ちている枝で遊んでね」という案内書きがあります。
ちょうど良さそうな枝を探しながら、森の中のハイキングを楽しんでくださいね。
プーさんと仲間たちのおうち探し
棒投げ橋へのハイキングコースの途中、一歩森に入ると、プーさんとその仲間たちのおうちを見つけられるんです!
ふと上を見上げると、木の高いところにドアが!
ふくろうのオウルのご自宅でしょうか。
森の中に入り込んで、他の仲間のおうちも探していたら、小さなドアを発見!
きっとピグレットのおうちです!
木の上にはバルコニーもあったりして、すてきなツリーハウスでした。
森の中を探し回りましたが、これ以上見つけられませんでした。
他のメンバーのご自宅もちゃんとあるようなので、探検が得意な方はぜひ見つけ出してください!
A.A.ミランの記念碑
プーさんの原作者であり、クリストファーロビンのお父さんである、A.A.ミラン。
見晴らしのいい丘の上に、彼の記念碑があります。
アッシュダウンの森を見渡せる、気持ちのいい場所でした。
棒投げ橋からさらに車で5分ほど移動し、駐車場から15分ほどのハイキングでたどり着けます。
丘の上を行く見晴らしのいいお散歩道でしたので、ぜひ一緒に訪れてみてください。
マップ
それぞれの見どころスポットは、こちらのマップにまとめています。
駐車場からの徒歩ルートも合わせて載せていますので、行く際に参考にしてみてくださいね。
おまけ
帰りに車で寄ったパブがとっても素敵でおすすめですので、合わせてご紹介します。
お庭の席から、天国のような景色が広がっていました。
パブですが、コーヒーもいただけます。
とても気持ちのいいお店でしたので、ぜひ立ち寄ってみてください。
おわりに
クリストファーロビンとプーさんが暮らした、100エイカーの森。
プーさんのかわいい世界観と、気持ちのいい自然に囲まれ、最高に癒やされるお出かけになりました!
前日の夜に急いでプーさんの映画を見たら想定外にいい映画で、急遽プーさんファンになり、聖地巡礼のような気持ちで楽しめました。
大切な何かを教えてくれる映画です!